自動車用電気機器

車両の電気機器とは、通常、電流を消費するすべてのシステムと機器、電気配線、および電流源(発電機やバッテリー)を指します。車の電気システムの特徴は、すべての機器は1本のワイヤー(正極)だけでネットワークに接続され、負極は車両の金属ボディから直接流されることです。

自動車用電気機器

近年、ますます多くの電気を使った監視および制御システム、ドライバーおよびパッセンジャーのための様々な情報システムが自動車に搭載されるようになっています。現代の自動車では、多くのシステムはマイクロプロセッサ制御されています。

車内の多くのプロセスの自動化により、快適性と安全性が向上した一方、これにはいくつかのマイナス側面があることに注意する必要があります。構造が複雑化した結果として、自動車の送電網のエネルギー容量が増加していること、故障数が大幅に増加していること(近年、自動車の故障の約3分の1は、電気部品関係です)です。

スターター

内燃焼エンジンを始動するには、必要な状態まで回転させる必要があります。まさにこの役割を担うのが、スターターです。

スターターの本質は、自動車エンジンのフライホイールとシャフトの一時的な結合装置(フリーホイール)を備えた直流電気モーターです。

スターターに不具合があると、エンジンを正常に始動できなくなります。スターターは、当社ブランド名で製造される電気機器の製品グループの1つです。

ジェネレーター

自動車のジェネレーターは、エンジンの機械的エネルギーを電気エネルギーに変換します。ジェネレーターは、車両のエンジンが稼働しているときに、すべての車載電力消費機器に電力を供給し、バッテリーを充電します。

ジェネレーターの故障は、主に機械的故障と電気的故障の2つのタイプに分けられます。電気的故障が発生した場合、充電器は徐々に放電または過充電され、急速に故障します。

機械的故障は、しばしばシャフトの詰まりや駆動ベルトの故障(特徴的なホイッスル音を伴う)の結果として起こります。

ジェネレーターが故障した状態で車両を操作すると、すぐに高額な費用のかかる故障へとつながります。

当社のラインナップには、様々な特徴を持つジェネレーターが揃っています。

イグニッションコイル

スパークプラグにスパークを発生させ、エンジンシリンダー内の混合気に点火するには、高電圧パルスを生成する必要があります。まさにこの働きをするのが、1つまたは複数のイグニッションコイルです。

イグニッションコイルが故障すると、十分な高電圧パルスを生成せず、火花放電は火花プラグに形成されません。その結果、混合燃料は点火されません。

欠陥のあるコイルがすべてのスパークプラグを点火させるように設計されている場合、エンジンは動作しません。このようなコイルが1つのシリンダーにのみ取り付けされているなら、エンジンの出力は失われ、動作が不安定になります。

TMI TATSUMIの自動車用イグニッションコイルは、最新の設計により、強い磁場を形成し、最適な出力電圧値が得られます。コイルコンポーネントの高い化学的、熱的、機械的強度により、効率的な操作と耐久性が保証されます。

真空成形プロセスにより、コイル本体のボイド発生を抑えています。OE仕様に厳密に準拠することにより、イグニッションコイルの正しい挿入が可能になっています。

高電圧ワイヤー

高電圧ワイヤーの役割は、電気インパルスを点火コイルからスパークプラグに伝達することです。

このようなワイヤーが不具合を起こすと、エンジンの始動が不可能になったり、動作が不安定になったり、あるいは出力が低下します。

TMI TATSUMIの高電圧ワイヤーは高品質の素材からできており、次のような特徴を持ちます。シリコンコーティングによる高い薬品耐性と耐熱性、耐酸化性の高い端末、また、端子キャップは時間が経っても形状と絶縁特性を失うことはありません。
内蔵のレジスターは、電磁干渉から確実な保護を保証します。OE仕様に正確に準拠しているので、製品は指定寸法や特徴、性能の面で完全に適合しています。

燃料ポンプ

車両の燃料システムの最も重要なコンポーネントの1つは、燃料ポンプです。その主な役割は、エンジンへの絶え間ない燃料供給と燃料ラインの安定した圧力の維持です。

ポンプが故障すると、エンジンは燃料の流れを失い、動作を続けることができなくなります。TMI TATSUMIの燃料ポンプは、OE仕様に完全に準拠しており、効率的でトラブルのない操作を保証します。特別な設計により、迅速な起動と動作モードへの移行が可能になっています。

高品質の素材を使用することで、ポンプは周囲がどんな温度であっても、動作レベルを落とすことなく機能することがで、また長い耐久性が実現されています。